本研究プロジェクトには,以下のようなプロジェクトが関係しています.
この研究プロジェクトでは,離散版のラグランジュ・ディラック力学を構築すると同時に,これをシンプレクティック幾何学・自動微分・計算代数学・スパースモデリング・ニューラル微分方程式などの数理科学・情報科学の諸技術と統合し,モデリング・シミュレーションの基盤となる新理論・新技術を構築することを目指したものです.物理的な性質を取り入れた Scientific Machine Learning 手法の基礎研究に取り組んだものであり,本研究プロジェクトの基礎となったものです.
このプロジェクトは,イギリスのBath大学に所属する Budd 教授が進めている Maths4DL プロジェクトと連携した,Scientific Machine Learning についての国際研究プロジェクトです.ASPIREでは,研究だけではなく,特に,若手研究者と世界トップレベルの研究グループをつなぐことで,世界で活躍する人材を育成することを目指しています.このプロジェクトでも,本プロジェクトと連携して,海外との共同研究や,国際会議SCMLの開催など,国際頭脳循環活動を進めています.
このプロジェクトは,NTNU (ノルウェー)のOwren教授,Celledoni教授らが中心となって進めている,深層学習の数学についての国際共同研究プロジェクトです.本研究プロジェクトの研究グループ以外に,NTNUのOwren教授らの他,Cambridge大学のSchönlieb教授ら,Bath大学のBudd教授ら,TU EindhovenのSchilders教授ら,Emory大学のRuthotto教授,Simon Fraser 大学のAdcock教授の各研究グループと連携し,お互いの研究機関を長期訪問することで,共同研究を進めています.JST ASPIREのプロジェクトとも連携して,多数の国際ワークショップなども開催しています.